マルイチはこんな店

マルイチは創業昭和46年、新城市のJR飯田線茶臼山駅の駅前に小さなお店を出したのが始まりです。今では、新城市に2店舗、豊川市に2店舗、蒲郡市に1店舗の計5店舗で営業しています。ひとつひとつの店は小さいですが、5つの店で力を合わせて、大手スーパーにはまねできないやり方でがんばっています。


商品へのこだわり

大手スーパーとの大きな違いは、やはり仕入れの仕方です。

通常はスーパーから中卸業者に発注し、その業者が荷物をそろえて店に配送するのですが、マルイチでは青果と鮮魚は毎朝各店の担当者が市場へ行き、自ら仕入れをしています。

鮮魚は毎日日の出前には市場に着き、ひとつひとつ鮮度を確かめながら魚を選びます。もちろん、少しでもお値打ちにお客様に届けるための値段交渉も忘れません。毎朝通っているからこそ、市場の方からも良いもの・お値打ちなものを紹介してもらえます。

青果ももちろん毎朝市場で仕入れをします。
自ら競売する権利もあり、中間業者を通さず直接購入できるので、大手スーパーよりも圧倒的な低価格で仕入れが可能です。さらに、5店舗分まとめて交渉するので、よりお得に。安く仕入れられる分は、そのまま店頭価格に反映されます。そして、仕入れた商品はそのまま各店の車に積み込み、開店前にはお店に到着し、すぐに店頭に並びます。
そして、豊川市の市場で主に仕入れるので、地場の野菜が豊富で、もちろん鮮度も抜群。あえて「地場野菜コーナー」なんか作らなくても、売り場が地場野菜でいっぱいです。


安さへのこだわり

マルイチは店が小さいので、大手のような豊富な品揃えはできません。変わったものやこだわりのものが置けない代わりに、お客様が普段の食卓に必要なものをお値打ちな価格で販売しています。

上記の通り青果・鮮魚はもちろんですが、精肉も新城の加工センターで一括加工することによりコストを抑え、価格も低めにすることができています。惣菜も5つの店舗で役割を分担しながら、1度に大量に作ることにより、種類と安さを両立させています。

加工食品は小さなスーパーのもっとも苦手とするところですが、共同仕入れ機構の「全日食チェーン」に加盟することにより、大手にも負けない価格で仕入れることが可能になりました。また、小さな企業だからこそ、業者の在庫処分やスポット特売など、破格の条件で仕入れることができることもあります。

それ以外にも、小さいからこそできるコスト削減もいろいろあります。チラシは1色刷りで自前で作っています。また、大企業のような立派な本社ビルも広い社長室もありません。社用車も高級車は1台もなくトラックやバンばかりです。

このように、マルイチだからこそできる方法で、低コストの店舗運営を実現し、その努力と工夫は全て商品価格となって店頭に反映されていますので、ぜひ他店と比べてみてください。